20nm以下の粒子測定における世界的リーダー

ナノパーティクル標準と高精度希釈システム モデル 9210

カノマックス FMT が提供する高精度希釈システム (PDS) は、ポリスチレンラテックス球 (PSL) およびコロイダルシリカ懸濁液の両方を、シンプルかつ正確に 1mL 当たり 2000 の粒子数まで希釈できる画期的なツールです。高い凝縮とそれに続く希釈により、標準を出荷する際に使用されたボトルの内壁からの汚染に対する カノマックス FMT 標準への影響が低いことが保証されます。さらに、PDS はあらゆる高純度の水性超微細粒子懸濁液や制限範囲内のクリーン溶剤も希釈できます。

カノマックス FMT では既知の粒径および濃度を持つ PSL 球およびコロイダルシリカの両標準を独自のレンジで提供しています。PSL 標準は National institute of Standards and Technology (NIST: アメリカ国立標準技術研究所) トレーサブルで、ネガティブ 3 の凝縮スロープを取る粒径の「カクテル」としてそのまま利用できます。利用可能なカクテル粒径は以下のとおりです:

  • 20-125nm
  • 20-220nm
  • 20-300nm.

コロイダルシリカ標準は European Reference Materials (ERM: 欧州標準物質) トレーサブルで、以下の公称粒径でそのまま利用できます:

  • 10 nm
  • 20 nm
  • 30 nm
  • 50 nm
  • 90 nm.

PSL 標準およびコロイダルシリカ標準の最終粒径は、すべて液中ナノパーティクルサイザー (LNS) によって決定されます。PSL 標準およびコロイダルシリカ標準のいずれにおいても、1 mL あたり 4E7 粒子から開始する正確な濃度で供給されます。カノマックス FMT では他にも走査型 TPC を校正するための 10、20 および 30 nm のコロイダルシリカ標準、またナノパーティクルネブライザー (NPN) の検査量を校正するための LNS 流量標準も供給します。

カノマックス FMT から現在提供されている保存可能期間および保管条件記載の全ナノパーティクル標準のリストはこちらからご覧ください。