20nm以下の粒子測定における世界的リーダー

ドリフトチューブ式イオンモビリティ分光器 モデル 3006

カノマックス FMT のドリフトチューブ式イオンモビリティ分光器 (DTIMS) は、2 nm 未満から 40 nm までの大きな分子や粒子を対象に、超高速応答かつ高解像度の粒度分布計測を実現します。

DTIMS には 2 つのコンポーネントがあります:

イオンモビリティ分級器のユニークな吸引用ドリフトチューブのデザインにより、DTIMC では移動度を時間で区切ることで指定した「サンプル量」のエアロゾル粒子を分類することができます。これにより、微分型電気移動度分析器 (DMA) のような従来の空間分離による分級器に比べて測定にかかる時間が大幅に短縮されます。DTIMC (モデル 3670) と応答時間定数が < 20 ms となる高速 CPC (モデル 3650) を組み合わせることにより、DTIMS は 10 nm 未満の粒子では 10 秒未満、また 40 nm 未満の場合は 60 秒未満という高速で計測する、クラス最高の粒度分布計測を実現します。

超高速応答および高解像度の計測により、DTIMS は以下の場合に理想的です:

  • ガス位相におけるコロイダルサンプル分析の高速スループット
  • 核生成や燃焼プロセスなどのダイナミックエアロゾルシステムの特性評価
  • DMA-DTIMS など、電気移動度の連携測定